〜超光戦士シャンゼリオン編・1〜
「これが私の家屋敷を抵当に入れて完成させたクリスタルステーションだ!!」
宗像チーフの迷言。
ヒーローの秘密基地は一個人の家屋敷を抵当に入れたぐらいで完成するものだろうか?このセリフを発した時の宗像チーフはものすごい得意げで、そこもまた笑いを誘うポイント。
「闇の種を食べた速水克彦の肉体は戦士として生まれ変わった。そして、梅干しを食べることにより戦士としてのパワーが発現するのだ。闇の種に含有されていたダークグレタミン酸は、梅干しに含まれる塩分と結合して、速水克彦の血液の中をかけ巡る。そして、血液の中で練られていた血の第一物質が速水克彦の脂肪分によって分解されハイロミンと デジタミンに分かれるのだ。一方、デターミンとは、リンパ液に結合してカチルダ酸と、ノヴァ粘液と、サルマドンと、「マグールトドータミンを作り出す。この際、ノヴァ粘液は体温によって分解され、消滅するが、その残滓がカチルダ酸に結び付いて核カチルダ酸に変化するのだ。…そして、核カチルダ酸とサルマドンによって生成されたカッサノ蛋白質により、速水克彦はザ・ブレイダーであった記憶を無くすのであった」
長いナレーション。
速水がザ・ブレイダーに変身したときに流れたナレーションなのだが、とにかく長い。しかも、意味は全く不明ときた。このナレーション、敵と戦い始めるときに始まって、敵を倒した瞬間に終わんだよね。戦闘は極めてまともなので、それも可笑しい。というか、塩分が反応してるなら梅干し以外でも変身しそうなもんだが。
「知っているか!」
暗黒騎士ガウザーこと黒岩将吾の迷言。
事あるごとに「知っているか!」とうんちくを言うわけですが、その信憑性は皆無。怪しい知識ばかりで笑えますよ。全部書くと長くなってしまうのでここでは書きませんけど、「美味しいロールキャベツの作り方」やら「世界で一番高級な靴」、「ホットケーキの由来」などを教えてくれます。死ぬ間際のセリフも「知っているか……世界で最初の皇帝は‥…皇帝は……」です。黒岩さんは、選挙で東京都知事になり、その後独立国家東京国の皇帝に納まるんですよ。政治的に世界を支配しようとした悪役ってのはなかなかいないんじゃないかな。黒岩さん、俺の好きな特撮キャラの上位です。
今日はここまで。